葬儀になくてはならないものの一つに「棺桶(棺)」があります。いざという時の葬儀の際にはどのような棺を用意しようか考えておきましょう。

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名前:滝口香苗
好きな季節は秋。紅葉大好きです♪
いい葬儀にするためにすること③棺の準備も万全にしておこう
葬儀になくてはならないものの一つに「棺桶(棺)」があります。
棺はご遺体を入れて葬るためのもので、葬儀では窓を開けてお別れをしたり遺品を入れたりし、火葬で一緒に焼かれます。
それ故に棺はご遺族様の思いが込められている最後の贈り物といっても過言ではありません。
いざという時の葬儀の際にはどのような棺を用意しようか考えておきましょう。
▼棺の種類と相場
棺は、当然ご遺族の経済状況や好みなどで沢山の種類から選ぶことができます。
・木棺 ほとんどの棺が木でできており「木棺」と呼びます。
材質は桐であることが多く、高級材である「椋」を使用しているものも。
シンプルな桐の棺は数万円程度ですが、彫刻が施されたものはその程度によって数十万円~100万円を超えるものもあります。
また「布張り」といって、木の棺に布を貼って装飾し刺繍などで飾り付けたものもあります。
安いものだと1万円台ですが、装飾が多いと数十万円ほどになります。
また、最近はエコの観点から間伐材や段ボールでできた棺もあります。
見栄えの悪さを心配する人もいるかと思いますが、布で装飾されていたり木に近づけて作られているため違和感を感じない方が多いようです。
値段は5万円前後です。
▼最後のお別れに
葬儀の最後に、棺の中に花を入れるのはもちろんですが、故人が生前好きだったものを入れたりすることができます。
愛用していた洋服や趣味のもの、お菓子や手紙などがおすすめです。
眼鏡や入れ歯など金属製のものはNGなので注意しましょう。